地元の中学生がやってきた。

漂流岡山の地元の御南中学校からの依頼、授業の一環で生徒たちがやってきた。

いわゆる社会研修みたいのものでタイトルは『岡山学習』。

来たのは5人のチビッコたち。日頃の殺伐とした出荷作業や生産者・量販店との交渉を忘れさすようなフレッシュな、未来しか感じさせないような子どもたちだ。

が、わが漂流岡山は子どもたちとは言え弊社に来たからはきちんと作業をしてもらう。

まずは普段からの量販店様POP担当木山さんにPOP作りの基本を叩き込んでもらう。

『文字の大小にメリハリをつける』『特に注目してほしいところはバックに色を付けて目立つように』『イラストもつけよう』と次々に指導して野菜のPOPを各生徒一枚づつ作る。右下に生徒は自分の名前をサインして完成!今週土曜から一週間イオン岡山様の地場野菜コーナーにホントにこのPOPをつける。

それにしても子どもたちの自由な発想はなかなかのもの。『プロ顔負け』と言うかじっさい売り場でお客様の足を止めさせるザラリとしたデザインは完全に『プロ以上』。毎週仕事で依頼したい。

続いて果物籠担当来路さんの果物籠作り講習。

リアルに11月に楽天イーグルス様の秋季キャンプのイベント用に果物籠の依頼を受けているので子どもたちに作ってもらう。

もちろん今日作った果物籠を一ヶ月後に持っていくわけにはいかないので、完成品を写真で撮っておいて同じデザインで作成し直す。一ヶ月後には桃太郎ぶどうがなくて、色も形も全然違う紫苑になるけど細かいことはどうでもいいんだよ。

そんなわけで自分で書いたPOPと果物籠を持って記念撮影。

人口減るわ高齢化進むわでこれからの日本は大変なことになるのは確実。若い子たちが地元を好きになって未来に希望をいっぱい持てるようになることはとても大切なことなんじゃないかと思うのです。そして地元の子供達を大切にするのも地域商社のけっこう大きな役割ではないかと思うのです。いやけっこうまじで。