クレソン生産者の磯中さん

もともとは岡山県産果物のネット販売を17年前にスタートしたのが有限会社 漂流岡山の原点。

その後『地産地消とかこれから人気になるんじゃないか?』とまさに思いつきで11年前に始めた野菜の事業。

クレソン生産者の磯中さんはそんな極々初期から野菜を出荷してくれる生産者さん。

もう野菜のことなんか右も左も全然わかんない状態、そんなときに桃生産者の秋山さんに紹介してもらった生産者だ。

思い返せば野菜を始めるきっかけはイオン倉敷様に呼ばれて秋山さんと一緒に話し合いに行ったことだった。

『これから地場野菜とかやりたいんだけど出来ますか』と当時の副店長さんに尋ねられて『果物も農産物、野菜も農産物、ぜんぜん大丈夫です!自信あります!』とまったくウソの口からでまかせを言ったのがほんの昨日のことのように思い出される。

今から思えば『鹿も四足、馬も四足』のひよどり越えチックな破れかぶれ理論でよくここまで持ったものだとしんみり。

そんな時期からのおつきあいの磯中さん。

昔はベビーリーフとかチシャとかいろいろ多品種を育ててたんだけど、効率を考えて今ではクレソンとセリを栽培中。

いつも朗らかな磯中さん。11年前と変わらないやさしい笑顔。

せっかくだから自分のハウスの前でも写真を撮りましょうよ。

そんなわけでパシャリ。

磯中さんのクレソンはハウスまで集荷に行ってるわけだから鮮度はすっごくいいしクレソン自体のレベルも高い。

とは言えネット販売の野菜セットにも入れたいところだけど、ちょっと使いみちが絞られるのでなかなかふんぎりがつかない。

野菜8品目でそのうち1品目がクレソンってどうよ。

ありきたりな野菜ばかりじゃなくってちょっとかわった野菜もほしいお客様はいるはずとは思うのだが・・・。

季節色や地域色が豊かな野菜が1品目ほど入るセットを考えてみようか、伝統野菜とかクレソンとか。

本日の野菜の出荷。1日で50箱で過去最高の出荷数。バリエーションが広がればそのぶん余計に手はかかるわけだからちょっと悩むところではある。