白ネギの出荷現場

奈義町は白ネギ生産者の岸本さん。農村歌舞伎、田舎歌舞伎の横仙歌舞伎をこよなく愛する(と言うか演じている)ナイスなガイだ。

農家として栽培しているのは白ネギ。このシーズンのマストアイテム。安定的に日量50キロほど出荷してくれてます。

漂流岡山はもちろん原体出荷が原則なんだけど、白ネギは抜いたままの土付きで良いわけではなくて皮を剥いて長さを切りそろえるまでは生産者さんに作業してもらう。作業内容はこんな感じ。

まず作業場のすぐ横にある畑から白ネギを抜いてくる。この時期は朝はまだ土が凍っているのでなかなか抜けない。かなりの重作業。

1本1本外皮をエアで丁寧にとばす。このエアでとばす機械がない時代は皮むき作業がとても大変だったそう。バナナの皮をむくように手でむいてたんだから。

ある程度白ネギの数がたまると長さを揃えて先端を切り飛ばす。

完成。

鍋には欠かせない野菜なのでなんとしてもお客様にお届けしたい。期待してます岸本さん。

岸本さんから思わぬプレゼント。近所で捕獲した今年のイノシシだ。

味噌仕立ての鍋にしたらとんでもなく美味い!昔は誰も欲しがらなかったイノシシ肉。でも血抜きの技術が安定してきた最近は美味しさが広まってほとんど取り合い。岸本さんありがとうございます!