レタスで人は住めるのか?
真庭市の十字屋さんに作ってもらっているレタスを集荷。
今日は500玉であと1回の集荷で今季のレタスは終わり。
結局トータルで約10000玉のレタスを作ってもらったことになるわけだけど、これだけ品質の良いレタスが定期的に入荷するのは漂流岡山としても大助かり。
一般廃棄物の処理業者さんが漂流岡山のために野菜つくりをはじめて2年で、ずいぶん農業の技術はアップしてきたなと実感。
中心人物の奥村さんに話を聞けば1haの農地で1000万円程度の売上がほぼ見通せるようになったとのこと。『漂流岡山さんは一定価格で全部買ってくれるから計画が立つ。だから安心して規模拡大できるし事業にできる』と嬉しいお言葉。奥村さんそれっすよそれ、それ目指してるんっすよ、うちの会社は。
ただ終盤は気温が上がってレタスが傷みやすくなったので来年は全体に1ヶ月ほど早めて生産する予定とか。
フードマイル的にも今日収穫したレタスが明日の夕方にはイオン様やハローズ様の店頭に並ぶわけだから鮮度も良ければ物流コストも安く済む。しょせん岡山と落合の距離だしな。
1haの農地で売上1000万円、ザックリ過ぎるが実入り半分で年収500万ならば新規就農者、農業をやりたい移住者の受け入れができるのではなかろうか。
この十字屋さんモデルの延長線にこそうちの会社の考える農業の新しい流通『ふつう農業』があると思うし、農業を軸としたコストの掛からない『地方創生』があると思うが如何か?!
あしたはどっちだ。