清水白桃出荷のさなかカボチャが初入荷

もう頭が完全に桃モードになっているときに落合町の十字屋さんからカボチャ今季初出荷の連絡。

しかも我が社の現状を理解してくれて倉庫まで持ってきてくれるとか(感謝!)。

いつもの奥村さんと中村さん。大変お世話になっています。

カボチャを本気で作るのは今回が初めてなのにこの出来栄え。素晴らしい!

更に素晴らしいのがこの量。最初のロットで260キロ。

計画栽培が生命線の地域商社としては安定した品質のものを安定した量を出荷してもらうことがとても大切。

もちろん新規に就農したばかりだとあまり量を最初から作りすぎるとリスキーなので、最初の年は2キロでも3キロでもうちのトラックで集荷に行く。それは翌年には技術が上がって1回に20キロになり、翌々年には60キロになりと規模が大きくなることが前提。

でも中には2年たっても3年たってもあまり量が増えない生産者さんもいる。

その量だと袋詰めして地元の直売所に持っていったほうが値段もつくと思うのだが・・。

十字屋さんというか元自衛官の武闘派奥村さんはカボチャも厳しく鍛えて1年目から品質も高く量もとれる。

品種はごく普通の品種がやっぱりよく売れる。

『これからの生産者は高付加価値で売れる珍しい品種を作らなければ!』とバターナッツなどの変わり種系を作ることが多いけど普通の量販店では売りにくい。どちらかと言えば直売所向き。

『食べてもらえばわかるんじゃ』とよく言うが、その最初に食べてもらう、買ってもらう、更に遡って継続して店頭に陳列してもらうことがどれだけ難しいことか。

今後についての話し合い。もうちょっと茎を短く切ってほしいとかそんなこと。意外とそのへんのすり合わせが大切だったりする。

野菜ボックスに来週から入るカボチャはこの十字屋さんのカボチャです。お楽しみに~。