大自然の中で湯原ファーム

今年から出荷を始めた湯原ファームの針山さん。他県から移住してきて岡山はド県北の湯原でミニトマト作りを開始。

 

当初は2日に1回60キロづつの出荷予定が思いの外快調に売れているので2日に1回90キロづつの出荷。

それにしてもこの景色はどうだろう。こんな大自然の中でみなさまにお届けしているミニトマトは育っているんですよ~。

岡山市の会社倉庫からここまで集荷に来たら片道2時間かかるのでさすがにムリ。

そこでほぼ中間地点の十字屋さんにミニトマトを置かせてもらってます。

岡山県内各地から野菜を集荷しようと思ったら十字屋さんのようなベースキャンプが他の地域にもいるかもです。

さて針山さん。

1日の収穫量は約100キロで市場出荷するにはパック詰めが必要。

仮に100グラムパックで全量市場出荷するには1000パックのパック詰めが必要なわけで、1パック詰めてジャンコード張って生産者シール貼って30秒かかると考えると500分、8時間20分かかることになる。

なるほど岡山野菜カタログの原体出荷が重宝されるわけだ。農産物を作ることのプロであるはずの生産者がパック詰めに毎日8時間20分かかってたらそれは厳しいだろ。

生産者さんに負担が偏りがちなリスクとコスト(パック詰めも人件費と考えればコストだ)を分散させて継続的なサプライチェーンを構築する。湯原ファームを見ていたらやるべきこともわかってくる気がするのです。