黒豆枝豆最盛期。

岡山県は意外と黒豆の栽培が盛ん。これは他県と同じように積極的な意味での黒豆栽培ではなく、減反の奨励作物だからなのが悲しいところ。でも品種はトップブランドの丹波黒種だから粒はプリプリで特に枝豆として茹でて食べると抜群にうまい!

津山の松尾さんグループから出荷してもらった枝豆。『100キロぐらいで』とお願いするとコッソリ120キロ入れてくるのが松尾さんらしいところ。数量は守るように。

枝豆は枝から外すと劣化が早い。丹波黒種独特の栗のようなふくよかなコクが失われてしまう。だから枝付きのままで商品化も手早く納品も手早く美味しいままにお届けしたいところ。こんな感じですぐさま翌日商品化。

イオン様とハローズ様に納品するのはこの形態。枝があると季節感があって自然な感じがして良い感じだ。

『見りゃわかるだろう。茹でて塩して食べるんだよ』では終わらせないのが漂流岡山の良いところ(量販店様にアピールするところ)、商品の袋の中に茹で枝豆の作り方を封入。細かな作業が効くのです。

こんなプリプリで美味しい枝豆なんだからWEBの野菜ボックスにも入れたいところなんだけどスタッフは大反対。なんでも『枝豆は酒の肴で晩御飯の料理にならない。野菜ボックスに期待するのは晩御飯の素材』だとか『枝付きの枝豆で送るとけっこう大きなゴミが出る。主婦としてはゴミ出しが面倒だから喜ばない』だとかのとても現実的な意見。うちのスタッフは奥様ばかりなので現実的になってしまうのか。

せっかくの地域色があって季節色がある商材なのだが残念ながら却下。確かに8品目しか入ってないのにそのうち1品が旦那の趣味の酒の肴ではご注文主様(主に奥様)の期待に添えないのはわかる。今後は『基本的な野菜8品と趣味的な野菜1品』とかの新しいセットを作るべきなのかと思う。せっかく魅力的な季節感のある地場野菜があるわけだし。