来週からレタスを出荷の岩本さん。

来週からレタスを出荷してくれる岡山市の岩本さん。

紹介してくれたのは15年以上の付き合いの地元地方銀行さん。

今まさに地方銀行は大合併時代。物わかりが良い顧客に金融商品を売るだけではやっていけないのです。

特に中山間地域の産業は『農業』『JA』『役場』しかないわけで、地方銀行としても近年農業の後押しを真剣に考えてくれるようになってきてくれたからのこのマッチング。

そんなわけで生産者の岩本さん(あともうひとり御津町の藤本さんも)と販路の漂流岡山をマッチングしていただいてさっそく来週から出荷開始。

岩本さんはお米メインで全体の圃場の広さはなんと50ヘクタール。岡山県ではかなりの大規模農家。

米の時期以外は野菜も育てるのでこのレタス。

そんなわけで、急に出荷が決まったものだから出荷の形態とか集荷場所とか支払いサイクルとかを畑の真ん中で説明。

それにしても、漂流岡山と付き合いのある農家さんからの紹介とかホームページを見てとかで漂流岡山にコンタクトを取ってくる生産者さんは多いけど、地方銀行さんが間に入って紹介していただいたのははじめてのケース。

そもそも生産者さんがお金を借りる時には近代化資金とかスーパーLとかで日本政策金融公庫(旧:農林漁業金融公庫)を利用することが多かったように思う。

そりゃぁ据置期間3年とか5年とか(葡萄の木や桃の木はそのぐらい経たないと収穫できないわけだから)で利率0.0何%とかだったらそっちを使うでしょ。

でも販路を自由に考えたいとかいろんな考えがあって普通の銀行でお金を借りる農家さんは確かに増えている気はたしかにする。

農業も、農業を取り巻く環境も、時代はものすっごくかわってきているのです。