ほうれん草の生産者さんが仲間に。

嵐のような夏の果物シーズンがやっと終わってようやくひと息。

まぁ今年は7月の水害が全てだったような気がするけどそれもこれも自然任せの農業なので仕方のないこと。来年に向けて頑張るのです。

さてうちの会社のやっていることは経済産業省さんがプッシュしている『地域商社』ということになるらしい。

中山間地域の地域資源である農業を『きちんと売ること』でバックアップする地域商社。

販売現場と生産現場のつなぎ手となる地域商社にとって何が必要かといえばそれはもう『販路』と『生産者』ですよ。

大阪から移住してきて岡山県真庭市落合地区でナスと白ネギの生産者さんになっている林さんとはこの2年のお取引。その林さんに近所の生産者さんをしていただきました。同じ落合地区のほうれん草生産者の中野さん。

何が嬉しいと言って商売の種のほうれん草が手に入るのはもちろんそうなんだけど、口コミで『漂流岡山は付き合ってみるといいよ』と生産者さん同士で話になっているのが嬉しいじゃないか!

この中野さん。稲作のシーズンオフの田んぼを活用してほうれん草を3ヘクタール作っているから岡山県ではなかなかの規模。300メートル×100メートルの広さですよ。

でも実際はこんな10アールほどの田んぼを何枚も作付けしているのが岡山だね。来年3月まで日量50キロづつ(集荷は2日に1回100キロづつ)の出荷。

店頭POP用に畑の真ん中で写真撮影。

もうちょっと(販促につながるような)笑顔で。

『にこっ』

農家さんは横連携が強いので良い話も悪い話もすげースピードで広まる。

毎日の対応が漂流岡山にとっての宝である『販路』と『生産者』の信頼を勝ち取るのだと改めて実感。いやほんとに林さんありがとうございました。