新しい生産者さんの井田さん
今年と言うか今年度は新規にお取引を始める生産者さんがとても多い。つまりここ1年間ほどだ。
今日紹介されてせっかくだからと今日訪問させいていただいたのは総社市のお米農家の井田さん。場所的にはこれまた今年からお取引が始まったセロリ生産者の剣持さんのすぐ近所。200メートルほどしか離れてない。
ここらへんは生産者さんのしたたかなところと言うかなんと言うか、知らないトラックが決められた日に集荷に来てたりすると『あれはどこに出しょんなら』とすかさずリサーチ開始。しっかり見てる。
そんなわけで井田さんが出荷するのはほうれん草。主な作物はお米だけど田んぼは9月から翌年5月までは空くわけで、そこで田んぼをそのまま使って育てることができるほうれん草やブロッコリーは米生産者の副業野菜として定着してきている。3月頭までほうれん草を出荷してくれていた落合の中野さんも米生産者。
井田さんは10ヘクタールの田んぼを管理しているけどやはり米だけに頼っていては反収が上がらない。野菜を作って反収アップに繋げたいけど袋詰めして売れ残ったらロスは生産者がかぶる委託販売ででは到底儲からないと実感してお電話を頂いた。ありがたい話です。
田んぼは10へクあるし、何なら米をしなくても野菜を安定して買い取ってもらえるなら年中なんか作りたいとありがたいお言葉。
若いお兄さんはスタッフの平松さん。おふたりとも岡山県生まれの岡山県育ち。農業で普通に家業にできて地元に住めるのなんて最高じゃないか。髪も染めてるような気もするしトラックも黒塗りにアルミで若干いかつい気もするけどそんなことは気にしっこなしだ。笑顔がいいじゃないか。
こんな抜けるような春空のもとで新たな出会いがあるのです。