菊芋生産者さんがミモザを持ってやってきた話
今年から菊芋を出荷してくれている横内さんご夫妻。
今年の収穫が終了したのでうちの会社までご挨拶に来ていただいた。
お土産に持ってきてくれたのは自宅の近所に咲いているミモザの花束。
おしゃれじゃないか、なんともかんとも。
横内さんの家と菊芋畑は岡山県高梁市の中心部からさらに山奥。
自然あふれまくる環境でミモザも咲く。
そんな素晴らしい環境でどちらかと言えばマイナー作物の菊芋のみを作り続ける横内さん。
とにかく『菊芋愛』が強い。
せっかく畑があるのだから他のなにかも作ってみてはと話を振っても『いや、菊芋一本で(きっぱり)』と菊芋愛ハンパない。
ただこの菊芋。意外と人気が高いのか横内さんの菊芋の出来が良いのか想定をはるかに超える売れっぷりで早々に完売。ホントならもうちょっと先まであったはずだ。
地場野菜でこれから特に大切になるポイントは『安定供給』だと思うが『地場感』『田舎のゆとり感』がある野菜も売り場を構成するうえではやはり重要。
大根やほうれん草ばかりが並んでいてはどれだけ鮮度がよくお手頃価格でも『地場野菜の売り場』としては魅力に欠けるしお客様にも支持されない。
どうしても売り上げが見込める主要野菜に注目しがちだけどそれだけではダメだと予想外に売れ続ける菊芋を見て改めて実感。
横内さんのお家に伺った時の写真。
自然あふれると言うかほぼほぼ山の中。田舎暮らしを夢見る都会人たちにはとんでもなく羨ましい環境。
夜は葡萄生産者の山下さんと今年の葡萄の出荷についてミーティング。
『岡山果物カタログ』の繁忙期は夏と秋。
どうしてもその時期に発信する情報も多くなるし注目も集まるけど実はオフシーズンにもじんわりと果物シーズンに向けての準備が始まる。
この時期の話し合いはとても重要。
予定出荷量から価格の改定など話すことはたくさん。
あと3か月もすれば今年も桃と葡萄の収穫が始まる。
もう目の前なのです。