『今年の桃もこれで終了』
2022年岡山の桃もいよいよ最後の品種『冬桃がたり』
この時期に収穫される桃があること自体驚きで『桃』には異常な愛情を持つ岡山県ならではの希少種。果肉の質はほとんど柿だけど香りは完全な桃。食べていると夏なのか冬なのかわからなくなる不思議感覚が超贅沢。
小ぶりだけどこの時期に収穫されることこそ奇跡なわけだからそこはご容赦いただきたい。
こんな時期に収穫される桃なのでそれはもう作りにくい品種かと思えば『意外と作りやすい良い品種』とは総社もも生産組合の秋山さん。
『ただ木に実がなってる期間が長いので製品率は30パーセント』とのこと。
なるほど6月収穫の極早生『はなよめ』も11月収穫の極晩生『冬桃がたり』も花が咲くのは3月末あたりで一緒。『冬桃がたり』はそこから8か月も桃の木にぶらぶらぶら下がっているわけだから傷もつく。台風もくれば鳥がつついたりもするのだ。
そんなわけでの『冬桃がたり』。単体売りではなく『シャインマスカット』との詰め合わせなどなど歳暮時期の最後の追い込みなのです。
『冬桃がたり』岡山果物カタログ